売れています!!
5刷になりました!
皆さんありがとう!!
考えるな!体にきけ!
この本は、もちろん武道の本ですが、武道の型や技を紹介したものではありません。
歴史に名を残す、達人伊藤一刀斎は「身体に具わる機能を全て働かせること」が剣の極意だと記しています。
そこから、暗中模索の中で見出してきた、身体の捉え方、動きの捉え方、意識をどう働かせるのか。
といったことを、稽古の中で発見した事を紹介したものです。
もちろん、その内容を、現在ヨーロッパや世界12ヵ国で伝えています。
ダンサーや武道家、アクターやアスリート、医療関係者の間で広がっています。
世界各地でワークショップを開く度に、「教則本的な本は無いのか」と聞かれていました。
それが、やっと出来上がったというかんじです。

考えるな!体にきけ!
自転車を漕ぐのに足の力はいらない。
当然、太腿が太くなる筈はない。
競輪S級の選手が、私の教室に来たのは2年前になる。
自分のレベルを上げたいという理由だ。
自転車は全身の連動で動かす。特に胸骨を使い骨盤から膝、そして足裏へと連動させれば良いのだ。選手は、その言葉に頷き即練習を開始した。太腿でペダルを漕ぐのではないから、その選手の足は陸上の長距離選手のように細い。
しかし、速くなった。
しかも、身体が疲れない。
如何に力まないかが、全身がスムーズに動く条件だからである。
1レースが終わった直後でも、もう1レース行ける余裕があるという。
序にかえて
序にかえて
第1章 最大効率の身体状態 ……13
1 柔構造でなければ成り立たない! ……14
2 「胸骨」の操作が身体運動のシステムを変える ……30
3 手ではない! 肘を動かせ! ……59
第2章 力の生み出し方1~ラセン ……89
1 纒絲勁という連動システム ……90
2 “身体定規”を作れ! ……111
3 全身連結拠点“腹”の感覚 ……131
第3章 力の生み出し方2~体重移動 ……143
1 連動と膝の緩み ……144
2 体重移動を活かせる足遣い ……154
3 バランスの崩しと真正面の向かい合い ……166
第4章 脱・意識~“先入観”の向こう側 ……179
1 “意識”を超える ……180
2 こころの妙 ……189
目 次


